こんにちは。

勇気づけを理念に対人援助の仕事をしています佐藤と申します。

あがり症克服カウンセリングを専門とします。

あがり症(社交不安障害、対人恐怖症)の当事者、克服者、治療者 という全ての体験を経た勇気づけカウンセラーが、あがり症に悩む全ての人のために、あがり症克服法やあがり症の仕組み、そして赤裸々な体験など、あがり症の全てを語っていきます。

私が支援していた人で、発達障害で吃音、そしてややあがり症気味の若い男性がいました。
その方は様々な病院を渡り歩いてきました。
しかもその分野のトップレベルの所を探し出して行くのです。

理由は自分の障害を突き止めるためです。
しかし、診断を受けても、あるいは医師から問題ないと言われても納得することはありません。

いろいろな病院に行き発達障害の診断を受けても、今度は脳のどこかがおかしいんじゃないかと脳神経科に行くと言い、吃音については新しい療法の実験台になると言って専門的機関に行きました。

しかし、その方と接していて気付いたことがあります。

吃音のことで調べてもらうことに専念している時は、脳の問題のことはあまり悩んでいる風でもなく話題に上りません。
そして、発達障害のことで脳がおかしいんじゃないかと話したり、調べてもらおうと動いている時はほとんど吃音にならないのです。

彼が吃音になる時は、そのことについていつもより話した時や、そのことを調べてもらったりした時にこそ頻繁になるのです。

何かを示唆していないでしょうか?

そうです。
症状のことを気にすればするほど却って症状に意識がいって悪化しています。
囚われの状態です。
森田療法で言う所の精神交互作用です。

彼は正に典型的な例でした。

そして数ヶ月前のことです。
とあるイベントがあり、そこで障害者の方に司会をやってもらおうということで人探しをしていました。

私は冗談半分に彼にやらない?と聞きました。
彼は間髪いれずに淡々と答えました。
「やります」
「え?」
吃音であがり症の彼が司会を?
聞いたこっちが驚いてしまいました。

後で、やっぱりやりませんと言うのを想像していました。
しかし、一日たっても一カ月たっても彼からキャンセルの話は出ません。

そして当日を迎えます。
台本はこちらがみっちり作り、舞台裏でいろいろな手配フォローするとはいえ、まさか彼が?
私は信じられない思いでした。

やがてリハ―サルが終わり本番を迎えます。
結論から言うと、彼は無事司会の務めを終えました。
一回つっかえたもののそれ以外は何の問題もなく進行を進めることができました。

私がこの件で感じたことは二つ。

一つは、こちらが目の前の人を不可能だと決めてはいけないということ。
そしてもう一つ、何が何だかさっぱり分からなかったということ。

(質問や相談について)
何か質問やご相談、ご意見等ありましたら、是非遠慮なくコメントしてください。
皆様からのたくさんのコメントお待ちしております。
また、カウンセリングなどのご相談は下記ホームページにお問い合わせください。

カウンセリングルームプレム

http://www.with-prem.com/

人気ブログランキングへ

にほんブログ村 対人恐怖症
http://mental.blogmura.com/taijin/img/taijin88_31.gif