第5回あがり症克服ミニセミナ―開催報告(ダイアログ)

先日第5回あがり症克服セミナーを開催しました。
私の不備により動画や写真には撮っていませんが、その時のプログラム内容が非常に好評でした。

いつも通り前半は講義でしたが、後半のワークで当初の予定では「会話上手は聴き上手」という内容を行う予定でしたが、場の雰囲気と流れで急遽ダイアログというプログラムに変更しました。

これが思いのほか好評。
これまでやったプログラムの中でひょっとしたら一番良い評価を頂いたかもしれません。

今回行ったダイアログとは、オープンダイアログという元々は北欧で統合失調症患者のためのプログラムとして始まった手法を取り入れたものです。

このオープンダイアログは、服薬せずに統合失調症が治癒したケースが85%!という驚異的な結果を出しています。
精神医療関係者が聞いたら目ん玉が飛び出るぐらいの結果です。
あり得ない!と。

日本では斉藤環先生というひきこもり支援の第一人者の精神科医が初めて紹介し、徐々に広がりつつあります。
もっともこれは私の推測ですが、製薬メーカーの人にとっては黒船来襲ではないですが、断固として阻止したくなるのではないでしょうか。

なんせ薬をあまり使わない治療法なんておまんまの食い上げですし、製薬メーカーは薬を開発するために巨額の研究資金を投入しているわけですから。

話を戻しますと今回ダイアログとしては、ある方の集団内での人間関係の苦手意識をテーマに対話していきましたが、この話が深まる深まる。

お二人の方の悩みが共有され、だいぶすっきりしたようです。
う~ん、これは使えそうな気がする。

来年の2月あたりに、もう一回同じプログラムでしっかり時間を取ってやってみようと思います。
これでもし同じように好評だったら、鉄板プログラムに昇格しようかと考えています。

気になる方にはお勧めですよ。