アドラー心理学ライフスタイル診断がヤバい!

私はカウンセリングにおいて様々な心理療法を使います。
はっきり言って何でもありです。

認知行動療法、森田療法、ソリューションアプローチ、システムズアプローチ、アドラー心理学、ポジティブ心理学、等々。

要は結果が良ければそれでいいと思っているからです。

その中でも、あがり症の方には森田療法という心理療法が有効です。

実際、あがり症の方には森田療法的視点は必要不可欠です。

しかし、今私がはまっているものがあります。

それは、アドラー心理学です。

最近は世の中がアドラーブームで様々なメディアに取り上げられています。

書籍もどんどん出版されています。

そして、アドラー心理学にはライフスタイル診断というものがあります。

これはその人のライフスタイル、すなわち人生の信念体系というか、最も根本的なものの見方を探るものです。

私は今、ライフスタイル診断100人切りを目指して実践を積み重ねていますが、やっている私自身が今とても驚いています。

クライエントの方の反応が凄いのです。

ハッと息をのみます。

目が大きくなります。

目が輝きます。

言葉に詰まります。

黙りこくります。

これらのどれ一つとっても一回のカウンセリングの中で起これば、カウンセリングの意味は十分にあったと言えるでしょう。

一種のアハ体験ですね。

しかも、それがしょっちゅうなのです。

もうこれ止められません。

誰がって?

いや私が。

え?誰のためって?

そりゃ、クライエントと言いたいけど自分のためも大きいし面白い。

それでいいのって?

いいです。

なぜって?

だって自分が成長すればするほどクライエントのためになるのですから。

こりゃもうライフスタイル診断極めるしかないですね。

 

だってあがり症なんですから

失敗してもいいのです。
緊張してもいい。

あがってもいい。

ドキドキして何が悪い。

人間なんです。

あなたの価値はあがろうがあがるまいが何ら変わりありません。

声が震えたってあなたの価値は変わりません。

手が震えたってあなたの価値は何ら変わりありません。

あなたがあなたの価値を下げているにすぎません。

あがったっていいのです。

あがっていいのです。

顔が赤くなったっていい。

どもってもいい。

あがってっも、顔が赤くなっても、どもってもあなたの価値は一切変わりありません。

あなたがあなたであるという人間の尊厳は何一つ失われません。

あなたはあなたです。

あがり症のあなたは間違いなくここまで必死に生きてきました。

間違いなくここまで必死に努力してきました。

間違いなくここまで苦しんできました。

その証明はあなたがあがり症であるからこそです。

どうかそんな自分を許してあげてください。

どうかそんな自分を認めてあげてください。

ダメな自分を許してあげてください。

ダメな自分を認めてあげてください。

ここまであまりに自分に厳しく生きてきたんです。

どうか自分をこそ大切にしてください。

あがっていい。

手が震えたっていい。

声が震えたっていい。

どもってもいい。

真っ赤になっていい。

自分が自分をかばってあげなくて他に誰がかばってあげるんですか。

あがったってしょうがないじゃないですか。

だってあがり症なんですから。

私、治ったって言い張ってますが、今でも普通の人より緊張しますよ。

だって元々あがり症なんですもの。

私とあなたとの違いは、あがることを許してあげたかどうかの違いだけなのかもしれません。