あがり症で顔が真っ赤になってしまい、とても気になります。どうすれば克服できますか?出来るだけ早く治したいです。

Q. あがり症で顔が真っ赤になってしまい、とても気になります。どうすれば克服できますか?出来るだけ早く治したいです。

A. 結論から言うならば、真っ赤になることがなくなるのは難しいでしょう。

 

そして「真っ赤にならない」ということを目標にするとうまくいかないでしょう。

あがり症は注目の病です。
緊張も、手の震えも、赤面も、そこに意識を集中すると症状は余計活性化します。
つまり、「真っ赤にならない」ように強く思うことが、皮肉にも益々真っ赤にさせるのです。

では、どうすれば良いか?

真っ赤になりましょう。
どうせ赤くなっちゃってるのです。
赤が真っ赤になっても大して変わりません。

そして真っ赤になりきって目の前のことに集中してみてください。
そしてその時の自分がどれだけ真っ赤になったかしっかり観察してみてください。

あがり症の方はこういった時、あれやこれやと頭で考えすぎて余計はまります。

あれこれ考えて結果やらないのではなく、深く考えずエイや!と真っ赤になりきってみてください。

素直にそれができれば、あなたは何かに気付くことでしょう。

 

結婚式の友人代表スピーチについて質問です。来月に保育園からの友人の結婚式が~

Q. 結婚式の友人代表スピーチについて質問です。

来月に保育園からの友人の結婚式があります。
そこで、友人スピーチを頼まれたのですが、あがり症で人前で話すのは無理ということで1度断りました。ですが、「保育園からの仲だからどうしても〇〇に頼みたい」ということだったので、手紙は書くから司会の方に代読してもらうのはどうかと確認したところ、友達、会場の方共に了承を得ました。

ここで質問ですが、出席するにも関わらず手紙だけ書いて、自分で読まないというのはやっぱりおかしいでしょうか?
初めての結婚式の出席なのでわからないことばかりで…回答お願いいたします!」

(yahoo知恵袋より改変)

A. 本当に悩ましいことと思います。同様のことで心底悩まれる方は非常に多いです。恐らくこの間ずっとこのことが頭から離れなかったのではないでしょうか?

 

まず前提としてお願いしたいのは、いかなる選択をしたとしてもご自分を責めすぎないようにしていただきたいということです。

あがり症の方は自分に厳しい方が多いです。
そのため、もどかしい自分に対し責めがちです。

しかし、あなたはご自分なりに相当悩み抜いたことでしょう。

逃げたと思うこともあるかもしれません。
弱い自分を情けないと思うかもしれません。

そんなあなたにまず必要なことは、いかなる選択をしたにせよ、逃げた自分を、弱い自分を認めてあげることです。

あぁ、弱いんだなぁ、逃げちゃったなぁ、恥ずかしいなぁ、悔しいなぁと。

きっとこれまで自分を責め抜いてきたことと思います。

悶絶するような思いもあったかもしれません。

しかし、高き理想の持主のあがり症者にとっての本当の強さとは、弱さを認めること、弱さを受け入れることです。

自分の不完全さを受け入れることなのです。

前置きが長くなりましたが、先のご質問にお答えします。

「出席するにも関わらず手紙だけ書いて、自分で読まないというのはやっぱりおかしいでしょうか?」とのことですが、あくまで私の解答としては、おかしいと思います。

本当に大切なことは、耳を澄まして自分の心に聞けば教えてくれます。

あなたの心の奥も、本当は答えを知っているはずです。

このあまりに辛く苦しい課題に対する行動と結果は二つしかありません。

読まない選択をして目の前の安心を取る一方、自尊心を傷つけること。

読む選択をして、恥と苦しみを甘受する一方、自分の勇気を尊重すること。

行くも苦しみ行かぬも苦しみ。

人は人生で生きていく中で、必ずその人なりの課題を突き付けられます。

いかなる人も避けられません。

その際に問われるのは子供のころに習ったシンプルで人類に普遍の言葉です。

愛、友情、誠実、勇気、優しさ、忍耐、等々。

あがり症の人にとっては今回が究極の課題です。

そのキーワードは、友情、勇気。

私の提案は2点。

ブルブル震えながらでも、つっかえながらでも、一語一語ゆっくりでいい、ただただ心をこめて友達の心に届けるように読み上げること。

もう一つは、最初に、私はあがり症なので声が震えてしまうこともあるかもしれませんがその際はお許しくださいと言ったうえで、上記同様心をこめて話すこと。

これができた時、参加者全ては全てを理解します。

たとえ小さな子供でも、何かを感じるはずです。

その際に全ての人が感じることは「感動」、ただ一点です。

その際にあなたが得られることは「勇気と誇り」です。

http://ameblo.jp/732853/entry-12169110555.html