私は極度のあがり症です。緊張を意識した瞬間身体中が熱くなり額にすごい汗をかきます。助けてください。

Q. 私は極度のあがり症です。緊張を意識した瞬間身体中が熱くなり額にすごい汗をかきます。助けてください。どうすればこの症状がなくなりますか?

 

A. 緊張を意識してあがるのは当然です。ましてやあがり症なのですから。

ただ、その時この緊張をあってはならないこととして否定するため、反作用として余計症状が悪化しているのではないでしょうか?

この悪循環の仕組みを変えない限り、症状は変わらないでしょう。

ゆえに、症状を否定するのではなく肯定すること。
あがらないようにではなく、しっかりあがること。
しっかりあがることができれば、緊張の衝動が充たされ、やがて症状が流れていくようになります。

あがらないようにと執着するから症状が流れず固着してしまうのです。
しっかりあがってみてください。

 

会議で発言することができず、悩んでいます。

Q. 会議で発言することができず、悩んでいます。
今の会社は正社員として数年前に転職しました。
会議に参加することが多いのですが、会議で主張や反論はおろか、議論のスピードについていけません。質問されても端的に答えることができず、毎回落ち込んで帰ってきます。

主張すべきなのか、引くべきなのか、即座に判断することができず、考えている間に議論が進み、どう反論すれば良いかわからず終わってしまいます。

会議の場だけでなく、人を説得する力も乏しく毎回折れたり、損なことをやる羽目になります。私の弱さにつけこんで口撃されてる感があります。

もともと口下手であがり症な為、仕事以外の仲間で話す時も輪の中心になって話す事ができません。自分に注目が集まるのが苦手です。

職場の他の社員の方はどちらかというと攻撃的な人が多く、会議も臆することなく発言していますが、その様子を見ると、自分の不甲斐なさを感じてしまいます。

私の情けない姿を見て派遣の人も下に見るようになり、辛いです。

頭の回転が遅い上に飲み込みも悪く、小心者な為、会議やチームを引っ張ることには向いていないと思っています。しかし、向いていないからとすぐ仕事を辞めてたらキリがないと思っています。

私は30代後半ですが、年齢や立場的に転職や異動したとしても、どこにいっても会議やチームをまとめる役割は避けられないと思っています。

克服するしかないと思っていますが、なかなか上手くいきません。

同じような悩みを克服された方がいましたら、どのように乗り越えたか教えていただけませんでしょうか。

よろしくお願いします。

 

A. 大きく二点考え方があると思います。

一つは、口下手であがり症、そして頭の回転が遅い上に飲み込みも悪く、小心者なんですから、もどかしく悩ましい思いをせざるを得ないということ。
そしてその上で今の自分にやれることはしっかりやること。

大切なことは、天から与えられていないものを求めるのではなく、与えられたものをどう使うかなのです。あなたに天が与えたものは何なのか。

そしてもう一つ、他者への信頼感、他者との繋がりを増す行動をすること。

あなたの信念にはおそらく他者への不信感があるように思われます。他者は敵だ、あるいは他者は私を攻撃する、といったような。

だから、他者を前にすると不安になり、身構え、恐怖するのです。他者への信頼感を増せば、そんなことは不要になるのです。

じゃあ何をすれば良いか?
答えはシンプルです。

自分からあいさつしてください。
自分から話しかけてください。
他者のために何かできることはないか見つけてください。
他者に協力してください。
他者の良い所を見つけてください。

他者が敵ではなく、自分の味方だと思えた時、過度に不安や緊張を生じさせる必要はなくなるのです。