私の出番になったとき、心臓の振動が全身に伝わり、手も足も声も震えました。声を出し始めるのが辛くて本当に苦しかったです。

Q. 私は今、あがり症でものすごく悩んでいます。

先日、クラスのみんなの前で1人ずつやる面接練習をしました。私の出番になったとき、心臓の振動が全身に伝わり、手も足も声も震えました。声を出し始めるのが辛くて本当に苦しかったです。

しかも、練習の前に段取りを覚えていたはずが、頭の中が真っ白になってしまい、全てやり直しされてしまいました。終わったあとは、顔が今までにないくらいすごく熱くなってしまい、面接の本番が心配で仕方がありません。

クラスメイトは親しい人が沢山いて、授業の発表とかもバンバンす方なのですが、スピーチや、面接練習、グループでの発表になるとあがりやすくなってしまいます。日直とかは大丈夫なのですが…m(_ _)m

面接失敗しないように早くあがり症を治したいんです!助けてください(´° ω° `)

 

A. さぞ辛い思いをされていることと思います。早く何とかしたいと。

私は障害者の就労の支援をしています。普段から面接に同席したり面接場面は数多く見てきました。

面接を失敗しないようにとのことですが、面接する側が何を見ていると思いますか?

面接で重要視するのは能力というより人間性です。
いかに能力が高くても人間性が悪ければ、その能力は悪い方に用いられかねません。
人間性こそありとあらゆる面接の胆です。

けど、人間性は普段はなかなか見えないものです。
面接のプロでもなかなか難しいです。

しかし、それが見えやすくなる時があります。
その人がピンチの時です。
ピンチの時に人間性ははっきりと現れます。

あがり症の方のピンチとは緊張場面です。
つまり、緊張場面にどう対応するかです。

面接者はそこを見逃しません。
つまり、あがるかどうか、頭が真っ白になったかどうか、声が震えるかどうかは、人前で話す仕事の面接などでは別でしょうが、評価の対象ではないんです。

つまり、あがっても、真っ白になっても、声が震えても、そういった際に一生懸命話すのか、逃げるのか、嘘をつくのか、ごまかすのか、正直なのか、そういったことが評価の対象なんです。

だから、あがることを何とかするより、あがっても一生懸命話すことにだけ集中してみてください。

それができたらきっと大きなものが得られますよ。

(yahoo知恵袋で実際に回答したものです)

 

話の途中で自分が何を言いたいのかが分からなくなる時があります。

Q. 話の途中で自分が何を言いたいのかが分からなくなる時があります。スピーチやグループディスカッションの時にこの症状がいつも起きるので、やはりただのあがり症なのでしょうか?教えていただけると幸いです。

 

A. 人によって感覚タイプというものがあります。

聴覚タイプの方は、聴覚優位で論理性に優れます。理路整然と話します。一方感性的なものが弱いです。

視覚タイプの人は視覚優位です。物事を「見る」という視点で捉えがちです。頭に映像をイメージしながら話す傾向があります。

そして、もう一つが触覚タイプの人。分かりやすく言えば長嶋茂雄タイプ。
話にまとまりがつかなく、ズバーンとかビュッビュッとか、擬態語で話したり身振り手振りが大きいのが特徴です。

話の途中で分からなくなってしまうということであれば、もちろんあがり症による過剰な緊張もあるでしょうが、視覚タイプか触覚タイプの傾向があると思います。

スピーチやグループディスカッションでそうなるということは、あがり症との相乗でより輪をかけてそうなっているのかもしれません。

考え方は二つあります。
一つは要点だけメモしておくか、結論を先に言ってしまうこと。ただ、元々タイプ的に苦手なことかもしれませんがやってみる価値はあるでしょう。

そしてもう一つが実況中継。触覚型の話し方を活かしてまとまらなくてもいいから直感的にあるがままに話すこと。

「自分が何を言いたいのか分からなくなってしまってますけど~」「頭が真っ白になって・・・」等、そのまんま話す。
人はいかなる状況でも今の自分は説明できるんですね。

何か参考になれば嬉しく思います。

(yahoo知恵袋で実際に回答したものです)