昨日は、東京の立川で「あがり症は治さなくていい~ゆる~い読書会」を開催しました。
読書会とは言っていますが、本を読むことだけしているわけではなく、本当に毎回やる内容が全然違います。
毎回来られている参加者の方も、昨日それがいいと仰ってくれて嬉しかったです。
なぜ、毎回やる内容が違うのかと言えば、私の方針として、その時の参加者の方が話される状況に応じて、最善のものを提供したいという考えだからです。
ある時は、感情にニックネームを付けるというワークをやりました。
あがり症とは全く関係ありませんが、今まで一番良かったとその時出られた方は言っていました。
またある時は、自分自身の価値観のワークをやりましたし、またある時はパワポ資料を使って解説しまくりました。
ちなみに今回は、〇年後の未来に飛んで妄想を語るというワークを行いました。
あがり症と関係ないじゃんと思うかもしれません。
けれど、私に言わせてもらえば、あがり症克服に間違いなく効果があると思っています。
なぜか?
なぜなら、あがり症とは逆接の病であり、症状をいじればいじるほど余計悪化していく特徴があります。
あがり症の原因を何とかしようというアプローチでは失敗しやすいんですね。実際に原因論のアプローチでうまくいかなかったという方は多くいらっしゃいます。
そうではなく、あがり症の症状はノータッチで、本人の価値観や希望、ありたい自分、イキイキする自分、やりたいこと、そういったことを膨らましていくことで、あがり症を治さずしてあがり症を治す。
これこそがあがり症克服の極意?とも言っていいのかもしれません。
森田療法の祖、森田正馬も言っています。
不問療法と。
あがり症の症状への悩みはノータッチということです。
まぁ、とはいえ、もちろん必要な時は、あがり症のことはいっぱい話しますよ。悪循環の仕組みから対応法まで。
あとは、私の講座ではさんざん、あがれ~あがれ~とか、もっともっとあがって―などと言いまくります。
以前の自分だと、こんなこと講座参加者への影響や理論的根拠が弱くて怖くて言えませんが、今やこれだけあがり症の方と接してきたし、勉強してきたんで自信満々に言っちゃってます。
今後もこの方針を崩さずに、やっていきたいと思っています。
次回立川は1月29日にあります。
今年だと新宿で12月21日の夜に開催します。
以下詳細です。是非一度いらっしゃってみてはいかがでしょうか?
どういった方が来られても、ニーズに応じて臨機応変に良いものを提供させていただきます。
ご参加お待ちしてます!