最近、私の本を読んだり、あがり症講座やセッションを受けて良くなったという声がチラホラ上がっています。

そういった声を頂くたび、そんじょそこいらで済まないこの厄介な病に悩む方に対して貢献できたことに、喜びを感じます。

そうなんです。あがり症の皆さん、治らないって思ってませんか?
冗談じゃない。人は今より必ずやより良くなれるはずです。

きっと、必ず、たぶん・・・あ、弱くなってきた。

今日はそんな、あがり症が良くなったとのメッセージを頂いた二人の方をご紹介します。

うち一人は、あがり症の方から実名で感想を頂けることは超レアなのですが、幸い実名で良くなった感想を上げても構わないと言ってくださった方がいますので、ご紹介します。

もう一人が私のあがり症動画をよく見てくださっていた高校生の方からです。

正直、あがり症の方がどのポイントで治るかは私にもよく分かりません。
良くなった方々の声を聞くと、皆さんのぞれぞれのポイントがあるようです。

私ができることは、悩みに囚われた方々に、想像もしなかった言葉の数々を投げ続けることです。私の講座に出られた方々はご存知でしょう。

めっちゃやたらに、様々な話をします。
おそらくは誰からも聞いたことのない話です。

きっと、どこかで刺さるはずという確信があります。

だって、私自身が本当に悩みぬいた当事者だったから。
そして、あがり症関連の様々な学びをしてきて、克服法や理論の良し悪しを知っているから。
そして、様々なあがり症の方々に話し続けてきたから。

だから、自分の話す言葉に確信をもって話せるんです。
こと、あがり症分野に関しては。

そして、まず最初に、そんな言葉に刺さった古川武志さんの感想が以下です。直接お越し頂いてお礼とご報告後に、メールをくださいました。

小学校時代から悩んでこられていたのが、まさかのあがらなくなった!という言葉と、生活も趣味も変わったという人生に革命が起こったとは言いすぎかもしれませんが、それほどのインパクトある出来事だったのでしょう。

とてもにこやかにお話されました。
そして以下がメールで頂いた感想抜粋文です。

◆セミナーを受けたきっかけ 会社内で不特定多数にプレゼンやスピーチをする機会が増えてきて避けられない状況になってきたため。 ◆セミナー受講後の感想 いままでは見られることを意識しすぎて緊張から逃れることしか考えていなかったがセミナーで伝えることだけに集中することを教わり意識の変化が生まれた。 ◆セミナー受講後の結果(気持ちの変化)と効果 前と変わらず緊張はするが不安や恐怖心はほぼ無くなった。 気持ちにゆとりが出来て生き方が楽になった。 趣味(テニス)を通して仲間が増え余暇を楽しめるようになった。

次にもう一人の方です。

私の動画をよく見て頂いている高校二年生の女の子から、コメントが届きました。

思わず何とも言えない思いがじんわり湧き上がり、感動しました。
以下。

「こんばんは!

よく動画見させていただいてます。

佐藤さんのおかげで自分のあがり症を認めることができるようになりました。

私は今高2で、あがり症になって2年半ぐらい経ちます。

高1の頃までは自分のあがり症が嫌でしょうがなくて、死にたくなってしまうほどでした…。

ですが高2になる前、佐藤さんの動画を見て前向きに捉えようって思えるようになりました。

それから佐藤さんがおっしゃっていたような考え方などをしてみると 自分でもびっくりするほど症状が軽くなったり、あがり症以外の悩みも楽になりました。

今まで絶対無理って存在だった教科書の音読、日直の号令も今ではだいぶ普通にできてます。

やはり波はあるのでうまくいかないときもありますが前ほど気にしなくなったし あがり症でも毎日楽しいところは楽しめるようになりました!

あがり症を治すためにいろいろ調べてきましたが佐藤さんの動画が1番です!!

ほんとにありがとうございます!!」

こんなことを言ってもらえるなんて本当にありがたい限りです。
これまであがり症の方を支援してきた中で最もうれしい言葉の一つになりました。宝物です。

私は人の人生カウンセリングをしており、よく感じるのですが、しばしば人は幼かったあの日の出来事を無意識下に留めて生きています。

あの日、切なかった自分。
あの日、辛かった自分。
あの日、人を傷つけてしまった自分。
あの日、寂しかった自分。
あの日、悲しかった自分。

それらが本人も知らずして人生を彩ります。
人はそこからの克服物語を生きています。

その描き方は人それぞれ様々でしょう。

しばしばあるのが、人が誰かのために何らかの役に立とうとしている仕事は、一見誰かのためにやっているようでいて、実はそれだけではないということ。

それはまるで、あの日もどかしい思いをした自分に、きっと大丈夫だよ、あなたはやれるんだよ、あなたは愛されているんだよと届けるかのように、勇気づけるかのようにやっていることが多いのです。

私があがり症のトラウマ体験をしたのが高校2年の時でした。

私はもしかしたら、この高校二年生の女の子に自分を重ね合わせたのかもしれません。

あがり症によって、
辛かったのかもしれない。
苦しかったのかもしれない。

けれど、

あなたは変われる。
あなたは自分らしく生きられる。
あなたは幸せに生きられる。

その思いが届いたかのように女の子が明るくなったことを自分ごとのように感じたのかもしれません。

それはあたかも、高2の私へレクイエム(鎮魂歌)を届けるかのように。

下記動画にコメント頂きました。