今月の頭に、産業カウンセラー北関東支部で、「あがり症の面接技法~森田療法とアドラー心理学をもとに」の講座を担当しました。

おかげ様で満員御礼でアンケート結果も好評でした。

 

参加者はカウンセリングを学んだり、対人援助の職に就いている人がほとんどでした。
中には、あがり症の方も結構いたようです。

このブログでいつも言ってるような、世にあるあがり症克服法と真逆なことも結構言いましたので、みなさん目から鱗だったようです。

まぁ、普通に考えてみると、一般の精神科や心療内科、あがり症克服の諸セミナー等とは全く反対のこと言っているわけですからビックリするわけです。

ただ、理論立てて話すと皆さん納得されていたようでした。

 

私は、元当事者でもあり、克服者でもあり、ここ数年は実際にあがり症の方を支援してきているので、世にある対症療法が何であるかを肌身で知っています。

私に言わせれば、薬を飲んでも話し方がうまくなっても、本質が変わらなければそれは克服ではありません。
見せかけの成功です。

本当に大切なことは生き方の改善です。
私は、あがり症に悩む方々に、そのことを今後も伝えていくつもりです。