努力だけでは克服出来ないとも思っている。 克服した方々はどのくらいかかったのか?

Q. あがり症・極度の緊張を克服するのはすぐにできない。努力だけでは克服出来ないとも思っている。 克服した方々はどのくらいかかったのか?

自分自身は中学ぐらいから直ぐ緊張しやすい、赤面症と身体の震えることは多々。克服しようと本格的に動いたのが、3年くらい前の30歳の頃。精神科にも通い、克服するための本も読む。話し方教室にも通う。が…毎日緊張しやすい。唯一の助けは1年前に始めたボクシング。3年前が100%としたら、今は75%ぐらい。

「あがり症・緊張しやすいことで仕事でミスを犯しやすいことに悩む。ミスしやすいのを早くでも治せと言われると最高のストレス」
伝えたいけど、伝えると言い訳になると思う。でも、伝えるとしたら、どう言えばいいのかも気になる。

 

A. 努力するからこそ克服しづらくなります。

回復のパターンは大きく3つです。

一つは頓悟と呼ばれるもの。
森田療法という心理療法の本を読んだり、話し方教室の成功体験などでストンと治るもの。

もう一つは一進一退のパターン。これは人によりけりですが、私は 20年。かなり長い方です。

最後の一つは行き詰まりからの転機。
完全に追い込まれ、あがろうがもう人前で話すしかないんだと開き直ったような時。

ミスをあがり症だからと伝えても本質的な解決にはなりません。
あがり症であってもミスを最小限に抑えるほうが建設的な考え方です。
ミスを減らすのはあなたのためか会社のためか。

あがり症であると伝えるのは、ミスした際ではありません。
悩みごととして友達や、先輩や、家族等に伝えることが必要でしょう。

バレないように、バレたら終わりと思って生きているあがり症の方は、バレればバレるほど救われるのです。

※(yahoo智恵袋で実際に回答したものです)

 

精神科で診てもらえるでしょうか

Q. 精神科で診てもらえるでしょうか。

こんにちは。閲覧ありがとうございます。
18歳の学生です。

私は極端な人見知り、あがり症、恥ずかしがり屋で緊張しやすいです。これは本当に物心ついたときから今までずっとそうなのですが、最近になって性格や人格で片付けられるものではないと思い始めました。
そこで、勇気を出して精神科に行こうかと思うのですが、このような症状で精神科に行っても的外れではないでしょうか。

私は前で何か発表しなくてはならなくなったときなど、心臓がドキドキして目が泳いでしまったり、声や手脚が震えたり、涙が出そうになったりします。頭が真っ白になって、言わなきゃいけないことを噛んだり忘れたりしてしまうことがあります。

また、発表などではなく日常でも色々なことに緊張していて毎日が苦しいです。例えば、少人数授業の教室でシーンとしている中、唾を飲む音が周りに聞こえるのではないかと緊張したり、授業で先生が出席をとるときに自分の名前が呼ばれるのを待ち構えて「はい」という返事をすることだけに緊張して心の準備をしたりします。また、その返事の声がかすれたり変な声にならないかとても不安に思います。

人がたくさんいる教室に入るのに緊張します。ガチャっどドアを開けると一斉に見られるので手で顔を覆って下を向いて席に着きます。
目上の人や仲良くない人、上辺の友達などと食事するのも苦手です。変な食べ方にならないか、食べる音が不快に思われたらどうしようなどと思い、全く食欲が湧きません。
上辺の友達と2人きりになると沈黙に緊張します。何か言わなきゃ話さなきゃと思えば思うほど頭が真っ白になります。また、3人や4人になると会話に入れません。

以上のことが毎日とても苦しくて辛いです。
そして、このような性格?症状?の自分に幻滅して鬱のような状態になります。鬱状態になるのは他にも家庭環境(否定的な親、両親の不仲、貧乏など)やそれによるAC(アダルトチルドレン)であることも理由なのですが、上記に挙げたことも原因の一部だと思います。

学校から帰ってきたら、あのときああ言えば良かったなとかこうすれば良かったとか思って、後悔の念に押し潰されます。なんて自分はダメな人間なんだろう、こんなんじゃやっていけないと考えて、ひたすら泣いたり、リストカットや爪を向いたり噛んだり、髪の毛を抜いたりする自傷行為に走ってしまいます。無気力になって毎日の学校がだるくて仕方ありません。

ちなみに、1人でお店で買い物することや、喫茶店に入ることも苦手です。店員さんと話すのが緊張するからです。ですが、全く関係のない人、話さなくていい人、例えば電車で向かいに座っている人やファミレスで隣で食事している人などは苦手ではないです。そのような人たちの視線を気にしたりしないし、緊張もしません。唾を飲み込むことを躊躇したり、食べ方が汚いか不快ではないかと不安になることもありません。ネットで見たのですがこのような場合、対人恐怖症ではないのですよね。

このような症状で精神科に行ってもおかしくないでしょうか。また精神科に行った場合、どのような薬を処方してもらえるのでしょうか。

 

A. これほどまでの思いをして、ここまで生き延びてきた自分をこそ、まずは抱き締めてあげてください。よく耐えた。よく生き延びてきたと。

普通、ここまでの思いをされたら学校に行けません。
極端な話、死を選ぶ人もいます。

しかし、あなたは時に休むこともあるかもしれませんが学校に行っている。
しかも、ここにこうして生き抜いている。

一体あなたの何がここまできるのか?
一体あなたの何が支えとなっているのか?

この答えにあなたの強みがあります。

あなたの自傷は決して自分を傷つけるだけのものではありません。
自らのパンパンに張り裂けそうな心を救うためのものでもあるのです。

ご質問に対する答えとしては、まず対人恐怖症で間違いないでしょう。
精神科に行っても何の問題もありません。

最近の薬は以前と比べて比較的に副作用は少なくなってきています。
私は医師ではなく精神保健福祉士という立場ですが、あなたの場合、鬱にも効くSSRIかあるいは抗不安薬が処方されるのではないかと思います。

精神科の処方薬で気を付けるべきことは、多量多剤処方と長期的な服薬です。

ここさえ抑えておけば、むしろあなたには薬は役に立つと思います。

そして、あなたの状況で最も大切なことは、人との繋がり以外にありません。

他者と繋がるのです。
精神科医か、あるいは臨床心理士か、あるいはスクールカウンセラーか。
学校の先生でもいい、支援者と繋がること。

あるいは悩みを聞いてくれる友達、あるいは同じ悩みを持つ仲間の元に行くこと。

孤独にだけはなってはいけません。
孤立だけはしてはなりません。

人との繋がりこそが自らを救うのです。

人は、全ての人は今よりより良く生きられるはずと私は信じています。

※(yahoo智恵袋で実際に回答したものです)