あがり症の弁護士は、話す力が弱いことから廃業する場合も考えられますか?

Q. あがり症の弁護士は、話す力が弱いことから廃業する場合も考えられますか?

 

A. 小さい頃、病弱だった子どもの中にお医者さんになる人がいます。
家が貧しくて辛い思いをしたので頑張って実業家になる人がいます。
吃りに苦しんだ人が演説の名人になった人もいます。

弱さは強さを求めます。
劣等感は補償を求めます。
不完全さは完全を目指します。

あなたは、あがり症なのに弁護士になったということでしょうか?

よりによって最も恐れる場面があることを一体なぜ?

廃業するかどうかは、あなたがなぜ弁護士を選んだのか?
その意味にこそあるのではないでしょうか?

 

 

結婚式の友人代表スピーチを頼まれるかもしれません。

Q. 結婚式の友人代表スピーチを頼まれるかもしれません。客観的に見て、どのぐらいの確率で頼まれると思いますか? 独身時代からの友人が年明けに結婚式を挙げます。先月会った時に、結婚することと式に来て欲しい旨を伝えられました。

今朝、ふとそろそろ招待状が届く頃かなと思ったのですが、なんとなく今回彼女に結婚式のスピーチを頼まれるような気がしてきました。理由は、彼女は友人が多い方ではなく、その中でもおそらく私は比較的仲が親密であることと、来週招待状を手渡しに来ると言われたからです。結婚式には今まで何度か参列してきましたが、招待状を手渡しは初めてです。自宅が近いため、特に深い理由はないのかもしれませんが…。しかも、先月2回ほどお茶のお誘いがありました。2回とも私の都合がつかず結局会えなかったのですが、今思うとスピーチの打診だったのではないかと…。

私は彼女のことが大好きですし、式に招待していただけると聞いて大変嬉しかったのですが、スピーチとなるとかなり身構えてしまいます。あがり症で人前で話すことが大の苦手ですし(たぶん彼女もそれは知っていると思いますが)、2歳になりたての比較的手のかかるワンパク息子がいて、準備に十分時間をかけられるかわかりません。やるからには失礼のないスピーチにするべくマナーの勉強もしなければいけないので…。

客観的に見て、この状況で、来週会った時にスピーチを頼まれる確率は高いと思いますか?ちなみに息子は結婚式には出席しないことになると思います。あと、私以外の彼女の友人は独身者が比較的多いと思います。

A. スピーチを頼まれる確率を知りたいというより、頼まれたらどうしようという不安ではないでしょうか?

まず、頼まれるかどうか分かるまでの不安ですが、これは解消することはないでしょう。なぜならその時が来るまでは分からないのですから。

そこを頼まれないように意図的に避けようとすると、必ずや心苦しく悩ましい状況になるでしょう。

そして、むしろ頼まれた後の方が悩みは大きいはずです。

その時のコツは一点、大好きな彼女のために、例えあがっても、例え声が震えても、例え真っ白になっても、とにかく心を込めて伝えること。

あがり症の方に必要なことはテクニックではなく、あがることへのあり方なのです。

 

(実際にyahoo智恵袋で回答したものです)