どれくらいの期間で緊張しなくなりますか?どれくらいで慣れますか?

Q. 初めてバイトをします。コンビニです。とてもあがり症です。自分でもなぜ接客の職にしてしまったのか、。まぁそれは置いといて、どれくらいの期間で緊張しなくなりますか?どれくらいで慣れますか?

A. あがり症の方に稀にいるのが、敢えて危険に飛び込む修行僧タイプです。

もっとも恐れることに挑戦することで、これを制圧すれば全てが解決するのではないかと。ひょっとしたらあなたも無意識に苦手なことにチャレンジして克服しようとしたのかもしれません。

それでどれくらいで緊張しなくなるかという問いですが、緊張しなくなることはまずないでしょう。

緊張するのは人として当然ですから。
ましてやあがり症です。
あがるしかありません。

ただ、過剰に緊張することは減らすことができます。

あがり症は、あがることへの囚われの病です。
あがることをあってはならないとして、あれやこれやと対処することで余計あがってしまうのです。

だから、あがることはホッとくしかないのです。

目の前のコンビニの仕事を、緊張するときは緊張するままにこなしていくしかないでしょう。
仕事に没頭できた時、あがることを忘れている瞬間があったことに気づくでしょう。

(※yahoo智恵袋で実際に回答したものです。)

 

対人恐怖症ってただのあがり症、人見知りですか?

Q. 対人恐怖症ってただのあがり症、人見知りですか?

A. 対人恐怖症は日本で古くからある診断名です。

あがり症は俗称ですが対人恐怖症とだいぶかぶります。

違いは、対人恐怖症の中には他害恐怖と言って、自分の視線が相手を怖がらせたのではないか?とか、自分の体臭が相手の気分を害したのでは?といったようなものが含まれることです。

あがり症は自己中の病ですので、他者を害するといった感覚はさほどないのが特徴です。

もっとも、他害恐怖もあがり症もあるタイプの人もいますが。

ちなみに、人見知りは誰しもが持ちうる特性の一つで、その程度が少し強まったものであり、そこに病的な意味はありません。

(※yahoo智恵袋で実際に回答したものです。)

 

保育実習に行きたくないです

Q. 保育実習に行きたくないです。大学一年生の女です。 福祉や保育系の大学に通っています。
来年から保育実習なのですが、高校生の保育科の時に無知で何もできなかった恐怖と、先生方から邪魔者扱いされるんだろうなという不安と、あがり症なので子ども達の前で何か失敗したら誰も助けてくれないということがどうしても怖くて、大学ごとやめてしまいたくなるほど行きたくないです。

普通の保育実習は行きたくないと思うのですが、障がい者施設や児童福祉施設にはとても行きたいと思います。なぜなら、自分の小さい頃の経験を活かして、将来働きたいと思っているからです。保育園と施設両方に実習に行かないと行けないのでどちらか一方だけという選択はできません。

また、私はたくさんの人がザワザワしている中やうるさい場所で特定の人の声や音だけ聴こうとすると聞き取れないため、何度も人に聞き返してしまうので、実習先の先生方からすればただのとても面倒な奴になってしまうんだろうなと思います。難聴などであれば説明ができますが、特定の病気というわけではないため誰にも理解してもらえないからです。
行きたくないのは保育実習だけですが、なんならもう大学ごとやめたいです。実際、親に悪いのでそんなことできないのが現実でもあります。

A. いろんな思いが錯綜して、さぞ辛いことと思います。
まず、実習に行きたくないことについてですが、自分に価値がないと他者の前でさらされることを怖れてのことと思います。

つまり、自分を守りたいんですね。けれど、完全に守るためには大学にも行かず、更には大学を辞めて他者との接点をなくす以外にありません。

本来、より良くありたいタイプのあなたのような性格傾向の人には、それは受け入れがたいことです。
そして、この世界では完全に逃げることなど出来ないのが現実でしょう。

では、どうすれば良いか?ですが、あなたが障害者施設で働きたいという思いは、きっとご自身の何らかの経験によるところでしょう。
詳しくは分かりませんが、ひょっとしたら辛い思いをされたのかもしれない。

しかし、それは他者の痛みを分かる人になれたことでもあります。
辛い経験は強みになるのです。辛さは優しさに転ずることが出来るのです。
そういった意味では、きっとあなたには対人援助の仕事こそ適職でしょう。

自分の経験を強みにして、是非他の誰かのために役立てて頂けたらと思います。自分の価値を信じてください。

そして、聴覚の件ですが、本来、人はカクテルパーティ効果と言って、必要なことは聞き取れるものですが、それが出来ないタイプの方がいらっしゃいます。
発達障害系の方には、全部の音が入ってくる方がいます。絞れないんですね。発達障害でなくても、これはあります。

ならば、これは必ず自他共に認識しておく必要があります。例えば、実習の際の履歴書やプロフィール、あるいは面接時にきちんと伝えること。
そしてバタバタした環境の中で、電話を取る業務は避けること。
あるいはひどい場合はイヤーマフというものもあります。

大きな意味では、悩みを話せる友達や人との繋がりをコツコツ作っていくことが一番大事でしょう。

(※yahoo智恵袋で実際に回答したものです。)