あがり症(対人恐怖症)は人見知りではなく二度見知り?

昨日、東京の立川市で「あがり症は治さなくていい~大切なことはアドラーと森田正馬に教えてもらった」の第二回読書会を開催しました。

私自身非常に学びになりました。

それは、同じあがり症でも改めて人によっていろいろ違うんだなぁと改めて思ったのです。

例えば、薬が効く人効かない人。

あるいは、スピーチ前などに徹底的に準備するとうまくいく人、いかない人。

いきなり当てられると緊張する人しない人。

他の所に意識をそらすとうまくいく、人いかない人。

文字を読もうとすると言葉が流れていく人。

発達障害的に言語化に困難さを抱えているため、突然当てられると頭が真っ白になるという二次障害的あがり症の人。

そして、面白かったのが、二度見知りという言葉です。

???

要は、あがり症の方の中には、初めての人や親しい人とは大丈夫だけど、二度目に会うぐらいの中途半端に自分のことを知られている人がいると緊張するというもの。

それを称して、二度見知りと言うんです。

もはや名言?の域ですね。

これまで、様々なあがり症の方とお会いしてきましたが、ますます幅が広がっていくのを感じた一日でした。

これからも、低料金で、ゆる~いけど、中身の濃い読書会を続けていきますので、是非ご参加ください。

 

あがり症はどうでもいいと思いました

「あがり症は治さなくていい」読書会を赤羽で開催してきました。

毎回、参加者の状況に応じて、話す内容もやることも違うという、あまりに臨機応変な会です。

そして、今日は、参加者の方の自己紹介を聞いてピンときて、全くあがり症とは関係ないワークばっかりやりました。

その内容は、人生の意味、目的、価値観、人生目標みたいなものを掘り出していきました。

これまでどんなことに感動して、どんな時イキイキして、どんな時一番辛かったのか、大切にしている価値観は何なのか、といった質問を元に参加者同士で話し合ってもらい、結構盛り上がりました。

そして、最後に今日の感想である方の一言。

「あがり症はどうでもいいと思いました」

イエス!正にそこです!

そうなんです。

自分にとって心を揺り動かすようなことを話している時、アガリん菌は自分の心を蝕まないんです。

あがり症は、人生で心が弱っている時にやってくる、肺炎のようなものかもしれません。

 

講座参加者の名言~あがり症克服~「考えで解決しようとしていました」

今日は、東京の立川であがり症克服セミナーを開催しました。

今日の内容は下記です。

【あがり症者の特徴】
・あなたのライフスタイルを探る!(アドラー心理学より)
・アルフレッド・アドラーとウルフの言葉
・アドラー心理学解説(劣等感、自己決定性)

【<克服法Ⅰ>あがり症克服に必要な仕分け法】
・気分と事実を仕分ける
・推測と事実を仕分ける
・できることとできないことを仕分ける

 

あがり症の方は、様々なことを仕分けるのが下手です。

自分で感じたことをあたかも事実のように錯覚してしまいます。

結構極端なまでに。

それで、物事ができたかどうかで判断するより、気分すなわち緊張と不安がどの程度だったかどうかで物事の良し悪しを決めがちです。

つまりその時、はっきり言ってしまえば、周りにとっての良し悪しはどうでもいいんです。

だから、あがってしまって凹んだ時は、一度客観的にみる視点が必要です。

そしてもう一つ、あがり症の方は頭の中でばかり考える傾向があります。

講座をやっていると良く感じます。

「なるほど分かりました、とはいえ・・・」

「はい、けど・・・」

いわゆる、「イエス、バット」論法です。

この時、やれないのではなく、実はやらないと自分で決めている傾向があります。

それをあたかも、これこれこういう理由があってやれないんだと、もっともらしく自分も他者も欺いてしまうんですね。

えー、けど、ホントにやろうと思ってるんです、治りたいんですと言う方が出てきます。

けれど、そういった方に、やれない理由がなくなってやれる状況になった時、何が起こるでしょうか?

そうです。
始まるんです。
次のやれない理由探しが。

頭の中であれこれ考えて、そうは言ってもこれこれこうだからとか、実際問題こうなんですよねとか、こうなったらどうしましょう?などと始まります。

そうです。
やらないための千の理由を持ち出すのです。

あがり症の方はその点に関しては天下一品のものを持っています。

別に持ちたくはないでしょうが。

だから、私は今日の講座で何度も力説したのが「行動」の大事さです。

思考では解決はなかなか難しいのです。

行動を通して改善を感じていく。

これが、あがり症の克服にとっては必要不可欠なのです。

「頭が真っ白になったらどうしましょう?」と聞いてきます。

私は答えます。

「頭が真っ白になっても、今目の前の行動は何かできるはず。手を動かしてみる。紙をめくってみる。今ちょっと飛んじゃいましたと言ってみる。え~とと言いながら目を動かして探す。そういった何かしらの行動はできるのではないでしょうか?」と。

頭の中でどうしようどうしようと思ってる限りは答えは出ません。
行動を通して現実は変わっていくのです。
行動を通して真っ白になった自分を取り戻していくのです。

そして今日の参加者の方の最後の名言。

「考えで解決しようとしていました」

この言葉に、あがり症克服のヒントがたくさん隠されているのではないでしょうか。