こんにちは。

勇気づけを理念に対人援助の仕事をしています佐藤と申します。

あがり症(社交不安障害、対人恐怖症)の当事者、回復者、治療者 として、あがり症に悩む全ての人のために、あがり症の仕組みや克服法、そして赤裸々な体験など、あがり症の全てを語っていきます。

(昨日までの続き)
麻雀店で働き始めたが、劣悪な労働環境と店のオーナーによる恐怖政治という特異な状況の中で、やがて責任者となった。
社交不安障害の自分が最も恐れる状況から逃げるすべもなく、毎日恐怖突入を繰返していった。

麻雀店で働き始めて5年10年と働いていくなかで、やがて必然的に責任者となりました。
そして、半強制的に毎日、お客さまや従業員、オーナーと話をしなければなりません。

また、4ヶ月に一回麻雀大会のイベントがありましたが、何十人もいる前でルール説明等をしなければなりません。
予期不安の日々です。
私は大体一ヶ月ぐらい前から、毎日シャワーを浴びる際に、実際に話す内容を予行演習しました。

こういったことを繰返していくなかで、やがて社交不安障害は徐々にですが、回復していきました。
もっとも、重度だったこともあり、回復したと言っても、超あがり症が普通のあがり症になった程度です。
しかし、自信は徐々に付いてきました。
それと共にオーナーへの不満が徐々に溜まっていきました。

最初の頃は、世間を何も知らない私に、強烈なまでのパワーと熱意を持って、育ててくれようとしての厳しい指導なんだと信じていましたが、納得いかないことが増えていったのです。

これまで、オーナーの経営方針に対して不満や、ましてやちょっとした疑問でも言った者は、徹底的に潰されて店を去っていきました。
実際のところ怖くてそれを言える人は、ほぼいませんでしたが。

しかし、私は毎日毎日、どうしても不満が溜まっていきパンパンに腫れ上がっていきます。

そしてとうとうある日、こらえきれずにプツッと来てオーナーに直接、思いの丈をぶつけました。
福利厚生のことを何も考えていない等々、不満を話し、辞めさせて下さいと言いました。

オーナーはキレるかと思いましたが、淡々と話を聞き、良く分からないような関係ない話を5、6時間ぐらい話しました。
そして、結論としてはすぐに私がいなくなると店が回らないことから、取りあえずは様子を見て、後継が育つまでは辞めないということが共通見解となりました。

そして、その日を境に私の置かれた環境がガラリと変わり始めました。
オーナーの私に対する風当たりが、厳しいを越えて強烈なものとなっていったのです。

今で言うパワハラです。
毎日が人格攻撃とあら探しの烈風でした。

白と言えば怒鳴られ、黒と言えば蔑まれる。
全て客と全従業員がいる前です。
さらし者でした。

しかし、私は時期が来るまで辞めないと約束しました。
逃げるわけにはいきません。

が、あまりにも理不尽です。
次第に私は何を言っても無駄なことを理解し、何か言われる度に逆に睨み付けるようになりました。

従業員やお客さんにはいい迷惑だったことでしょう。
店の責任者とオーナーが、毎日凄まじいまでにピリピリして空気が凍り付いていたのですから。

やがて、事件が起こりました。
とある日、いつものように怒られ続けていましたが、私もまた逆に睨み付けていました。
そして、オーナーがトイレに行こうと立ち上がり、私に「どけ!」っと言いました。

反射でした。
私はすぐさま、オーナーの背中に返しました。

「どけっちゃあ、ねえだろうが!」

逆に怒鳴りつけてしまったのです。

オーナーは振り向きざま、何を言ったか覚えていませんが壁がビリビリするぐらいの怒声を上げ、私の胸ぐらを掴み、店の外に連れ出して壁に叩きつけました。

そこから何時間にも渡る話し合いが始まりました。
そして、私は深く反省しました。

オーナーのことはどうでも良かったのですが、こういうことが起こる度にお客さんが減るのです。
それがつらかったのです。
店の運営方法はともかく、この店には良いお客さんが多かったのですが、段々離れていくのです。
せっかくこれまで努力してきたのに、常連さんが減っていくのは身が切られるような思いでした。

私は決めました。
辞めるまで2度と逆らわない、と。
それからは、当然のように益々私に対する風当たりは強くなりましたが、私は一切逆らいませんでした。

辞めるまでの辛抱です。
ですが、後継が全く育ちません。
一方、私に転職後のイメージがあるわけでもありませんでした。

社交不安障害は変わらずありましたし、手に職があるわけでもありません。
転職後に何をしたらいいか分からず、不安で不安で仕方ないのです。

そして、毎日悩むようになりました。

それから辞めるまでに約2年かかりましたが、私は毎日寝る前に、クリスチャンでもなんでもないのに、両手を組んで祈るようになりました。
「どうか私に天職を与えて下さい」と。

そうして怒声と嘲りを受け続ける日々の中で、やがて暗夜に火が灯るように行くべき道が見えてきたのでした。

(明日に続く)

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