こんにちは。

勇気づけを理念に対人援助の仕事をしています佐藤と申します。

あがり症(社交不安障害、対人恐怖症)の当事者、回復者、治療者 として、あがり症に悩む全ての人のために、あがり症の仕組みや克服法、そして赤裸々な体験など、あがり症の全てを語っていきます。

私は日々、社会で活動しています。

朝起きて職場に行き、挨拶し、人と面談し、同僚と会話し、関係者に電話し、外出先に訪問し、そこでも人と会い、打ち合わせし、人と食事し、会議に出て、グループワーク等で講師役をし、会社の同僚や友人等と飲みに行ったり、プライベートで人と会ったり、お店に行って買い物したり、医者に行ったり、等々の活動をしています。

これが私の日常です。
普通の日々です。

人との関わりの中で、時に笑い、時にムカつき、時にがっかりし、時に緊張したり、時に喜ぶ。
これが私の普通です。
そう、普通です。

しかし、私にはこの普通の日々とは程遠い所にいた時期がありました。
私は、大学時代、徐々にあがり症が悪化していき、それに伴い社会に出るのが苦痛となってきました。

授業には出ないでパチンコ三昧。
国立で単位を取るのが結構厳しい大学でしたので、成績や出席が足りない人は容赦なく単位を落とされる。
なので、留年に次ぐ留年で、計6年半かけて大学を卒業しました。
ある意味、卒業できただけでも奇跡でした。

3年生ぐらいになると周りは就活に向けて動き出します。
私には、それが不思議でなりませんでした。
想像もつかないような世界だったのです。

しかし、やがて大学4年目、5年目、そして6年目となり、その現実は身近に迫ってきます。
学校の中の就職先の情報や会社パンフが置かれている部屋に行き、色々な企業のパンフを見ましたが、欠けらも心が動きません。

やれ、初任給が20万だ、あっちはここより1万高いぞ、などと周囲が話しているのを見て、だから何なんだろう?と不思議に思いました。

職種を見ても、ほえ~?といった感じでさっぱり分かりません。
会社のパンフは私にとって、どれを見ようがさながら記号の羅列に過ぎない、無機質なものだったのです。
あまりにも遠い世界でした。
なんで大学出たら働かなきゃなんないの?と。

先に就職した友人が会社での様子を話し、電話番をやらされてなどと揶揄気味に話すのを聞き、私にはその友人が異次元の世界にいるような人に思えました。
そんな恐ろしいこと、俺にはできっこない、と。

そもそも、就活での面接をしている自分など想像もつかないし、いざ働いた所で、周りに人がいる中で、やることなすこと全てが気の遠くなるようなあり得ない話だったのです。

イメージのかけらも想像できないことは決して実現しません。
私は、世に就活と言われるようなことは、一切しませんでした。
純粋にゼロです。

私は、学生時代の後半に生活費に苦しみ、やらざるを得なくなったマージャン店のバイトをただ、やり続けていました。
これが私にとっての就活であり、就職先でした。

たとえマージャン店でも社会に出る以上、なすべきことがあります。
挨拶し、お客さんと話し、電話に出て、同僚と話し、一緒に食事をし、ミーティングをし、発言を求められる。
普通になすべきことです。

しかし、この普通が、私にとっては普通ではありませんでした。
恐れ多いことでした。
ありとあらゆる社交が恐怖だったのです。

私は本当に引きこもり寸前でした。
博打の才能はあったのでギャンブラーにでもなるか、あるいはなりそこねてアウトローか、はたまた世捨て人か、そんな所でした。

私をそちらの世界に行かせなかったのは、幸か不幸かヤクザよりも怖いと怖れられたバイト先の雀荘のオーナーでした。
この出会いが私の運命を変えました。

(明日に続く)

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