こんにちは。

勇気づけを理念に対人援助の仕事をしています佐藤と申します。

あがり症(社交不安障害、対人恐怖症)の当事者、回復者、治療者 として、あがり症に悩む全ての人のために、あがり症の仕組みや克服法、そして赤裸々な体験など、あがり症の全てを語っていきます。

昨日、福祉関係者の方々との飲み会に参加しました。
参加者全員が障害者関係です。

ある方が遅れて参加してきて私の隣に座りました。

聞けば、大阪に本部があり東京にも事業所がある施設の運営者のようです。

親子二代に渡って経営している所の若き2代目といった所です。
40歳ぐらいの方でしょうか。

座るや否や持論をとうとうと語ります。
自分が運営している事業について。

利用料だの、この事業の立ち位置だの、ある事業の法律改正に伴う今後の見通しだの。

ちなみに私は興味を持って聞いているわけではありません。

何か情報を得たくて、それで?とか、これは?などと聞いたわけではありません。

ただ、カウンセラーとしてのクセで、ふんふん頷いてただけです。

彼は、自分の一番詳しい得意分野の話を相手が興味を持とうが持つまいが、ペランペランと喋り続けました。

私は徐々に閉口してきました。

段々、ふんふんを減らし、代わりにパクらパクらと食べ、ゴキュゴキュとビールを飲み、時折り、他の人の話題に乗ろうとそっちを向きます。

悲しいかな、私の消極的努力は実を結びません。
知ってか知らずか、彼は私を捕まえて離しません。

しまいには理念を語り始めました。
ありがとうが大事だの何だのと喋ってます。

マジかよと、内心は思いながらも、ほう、そうですか~などとやってしまいます。
悲しい性(さが)です(涙)。

そして、福祉の職員はケース数だ、100人ケース持ってようやく分かるなどと言い始めました。

つまり、担当した方の数が100人行かないと一丁前になれないなどと言うのです。

ちなみにその方は20年ほどのキャリアを持っているとのことです。

私は何だよそれ、意味わかんねーよと思いつつ、はぁ、そうですかなどと聞きます。

はっきり言って物事には二面性があります。
良い面もあれば悪い面もあります。

経験を積むことはなるほど大切です。
しかし一方、長くやったからいいなんてことは決してありません。
その業界しか知らない視野の狭い人にもなりかねません。

私に言わせると3年5年と働いていくと、自分の仕事に一家言持つようになるのが自然です。

しかし、それが良い意味での信念になることもあれば、自分の価値観を押し付ける偏狭な人にもなり得るのです。

私は長く勤めればいいなんてことは決してないことを、何人も見てきました。

この若き2代目も見ているはずです。
じゃあなぜ、彼はこんなことを語り続けるのか。

ここからは私の推測になります。

彼はまだ親の威光がある中で、なんとか事業を運営をしています。

親との比較で見られ、劣等感を持ちながらも、それを乗り越えようともがいています。

認められたいがそうならない自分。
よって立てるほどの自信が持てない自分。

この場には彼の部下が何人もいましたが、部下から信頼を得られてない様子が如実に伝わってきました。

彼は示威を示す必要があるのです。
自分を高く見せなければならないと必死に自分をアピールしているのです。

劣等感を乗り越えるために優越を示そうとしているのです。

裏を返せば、彼は劣等感のいびつな形としての優越コンプレックスを持っているのです。

本当に自信がある人や信念のある人は、自分の業績に淡々といられます。

彼は孔雀が羽を広げるように、熊が両手を上げるように、自分を必死にアピールしていたのに違いありません。

私は、その毒牙にかかった格好の生け贄だったのです。
ふんふん聞いてくれる理想的なカモだったのです。

カモの私は、やがて逃げるようにトイレに行ったのでした。

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