こんにちは。
勇気づけを理念に対人援助の仕事をしています佐藤と申します。
あがり症(社交不安障害、対人恐怖症)の当事者、回復者、治療者 として、あがり症に悩む全ての人のために、あがり症の仕組みや克服法、そして赤裸々な体験など、あがり症の全てを語っていきます。
今日は職場で2件の依頼というか指示を受けました。
一つは特別支援学校の親御さんやお子さん向けの説明会の講師役。
もう一つは、精神障害者の作業所やグループホームなどを運営している、とある社会福祉法人の、なんちゃら総会とやらで講演すること。
上司への依頼ですが、私に押し付けてきます。
「佐藤さん両方ともやってくれる?」
「まじっすか?」
答えようによっては、「いや~私なんてそんなこととてもとても、〇〇さん(上司)しかいないっすよ」などとふざけ半分言って、上司に押し返すこともできます。
しかし、私は揺れます。
なぜなら、今年の私の抱負の一つに、あがり症が治った前提での行動、というものがあります。
あがり症が治ったらどう行動するか、ということです。
そして普段このブログであれやこれやと偉そうなこと書いてて、いざとなったら逃げるのかよという思いもあります。
一方、私は克服しつつある者とはいえ、元々あがり症です。
普通の人より過剰にあがります。
議員さんやら他施設の長なども来るそんなお固い席で、多分今の自分のマックスレベルで緊張するでしょう。
ハッキリ言ってこんなのやりたいわけねーだろという思いです。
グラングラン、グラングラン。
揺れた思いで優柔不断な返答をします。
「いや~こういうの苦手なんですよね~」
上司は聞いちゃいません。
ウソこけと言った感じで話半分です。
「佐藤さんにも是非こういった場でやって頂きたいと思って、チャンスでしょ。今後~」
こっちも、うそこけといった感じで
「だって、そんなの〇〇さん(上司)やりたくないだけでしょ~」
と突っ込みます。
もう醜い争いですね。
上司はにまりとして言います。
「ほんとはやりたいんでしょ?」
うっ、くっ。
私の、怖い、けど挑戦もしたい、という二面性の一方の気持ちを突いてきます。
回避と挑戦で揺れ動く私でしたが、結局、やることとなりました。
以前の私でしたら、ここから一カ月以上前から毎日予期不安に襲われていたと思いますが、今の私は予期不安ではなく直前不安になるでしょう。
そして、以前なら緊張することへの準備をしていたと思いますが、そうではなく緊張は当然の前提として、内容の方の準備をしっかりしていく予定です。
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