こんにちは。

勇気づけを理念に対人援助の仕事をしています佐藤と申します。

あがり症(社交不安障害、対人恐怖症)の当事者、回復者、治療者 として、あがり症に悩む全ての人のために、あがり症の仕組みや克服法、そして赤裸々な体験など、あがり症の全てを語っていきます。

電話恐怖症というものがあります。
学生の時はまだしも社会人となった場合、仕事上どうしても電話に出なければならないことがあるでしょう。

しかし、なにぶん経験が浅いと上手く答えられるだろうか、言葉が突っかえないだろうかなどと不安になります。
しかも周りに人がいると余計に緊張します。

自分の失敗した所を見られるのではないだろうかなどと考え、次第に人が少ない時とか周りでこちらのことが気にならないようなタイミングを狙って電話をかけたりするようになります。

こうなってくると予期不安の虜になります。
電話の音に怯えるようになりますし、電話するときは事前に頭の中で話す言葉を暗唱するようになります。

そうして備えれば備えるほどより意識してますますうまくいかなくなる。
もう、負のジレンマですね。

かくいう私も、若い頃に働いていた場所が街のマージャン店だったため、それほど電話対応はせずに過ごしてきました。そうして今の仕事に入って、電話対応は必須です。

新人で慣れない環境で、さらに周囲に人がいる時は緊張のるつぼです。
私も当然のようにドキドキです。
しかし、私の事情などお構いなしに電話は掛かってきますし掛けなければなりません。

「も、もしもし(ドキドキ)・・・わ、わ、わた、わたくすぃ・・〇〇のしゃ、しゃ、しゃとう、佐藤ともうしますぃ・・」(ちょっと誇張気味)
相手は「ほえ?」です。

そんな感じで私の電話ヒストリーは始まりました。
しかし、毎日がそりゃあもう電話するわするわ。

その辺の会社のお偉いさんや様々な行政機関の方々、父兄、当事者等々、毎日が電話の日々です。
次第に慣れていきます。当たり前に受け答えもできるようになってきます。

しかし、もともとがあがり症である私は、やはり企業の社長さんなどのお偉いさんに電話したり、あるいはプレッシャーのかかる案件を話す時に過剰に緊張してしまうことは、なかなか治りませんでした。

そんな日々を送る中で、私が身に付けたコツは自分に考える暇を与えないというものでした。
あがり症の人は時間があると、とにかくロクなことを考えない。

やれ、失敗したらどうしよう、上手く言えるだろうかなどと負の妄想を膨らませていきます。
そして電話を取る際に逡巡し、これこれこうだから後にしようなどと自己正当化します。

そうしてプレッシャーがかかるような物は後回しにすることで、いかにそれが大変なことかを自分自身に植え付けます。こうしてモンスターを作ってしまうのです。

なので私は、イヤのものはエイヤッと清水の舞台から飛び降りるようにサッサとするようにしました。
もちろんドキドキです。

そして、終わった後もあがり症の人は、やれ、声が震えてしまった、やれ、もごもごしてしまったなどと余計なことしか考えないので、即、次の電話なり、次の仕事に取り掛かるようにしました。

こうすることで電話するその時は緊張はするものの、予期不安と予後振返りで自分を痛めつける時間が大幅に減りました。

だいぶ前に亡くなったハリウッド俳優のブルー・スリーは言いました。
「考えるな、感じろ」

私はあがり症の人に言いたい。
「考えるな、行動しろ」


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