こんにちは。

勇気づけを理念に対人援助の仕事をしています佐藤と申します。

あがり症(社交不安障害、対人恐怖症)の当事者、回復者、治療者 として、あがり症に悩む全ての人のために、あがり症の仕組みや克服法、そして赤裸々な体験など、あがり症の全てを語っていきます。


思考の偏りとして選択的抽出と呼ばれるものがあります。
これは物事や出来事の中で、マイナス面をピックアップして捉えることを言います。

特にあがり症の方はこれが天才的なまでに上手いです。
やれ、あそこで言葉が突っかえた、やれ、あそこで声がうわずった、あの時顔がカーッと火照ってきっと緊張しているのがばれたに違いない、等々。

ハッキリ言って誰もそんなところまで気づいちゃいないし、ましてやあなたのことにそこまで関心ないよといった所まで、あぁじゃないかこうじゃないかと憶測するのです。

ですから、あがり症の方は褒められることへの対応が基本的に不得手です。
自分に対しては負の側面から見ることが習慣づいていますので、褒められると動揺するんですね。

いや、滅相もない、そんなことないですよ、とか、
私なんて全然、とか、一生懸命に否定します。

もう少し褒められ上手になりませんか?
具体的には、褒められた時に「ありがとう」とか「そうなんです」、「でしょ?」などといったように感謝や受け入れるコメントをすることです。

褒められ上手になることは二つの意味があります。
一つは自己肯定感の醸成。

あがり症は自己否定の病とも言えます。
あがる自分を受け入れられずに自分を否定し続けることで次第に自信を喪失していきます。
やがて、おどおどして卑屈な人間が出来上がっていきます。

必要なことは自己肯定感の醸成なのです。自分の良い所を受け入れ認めていくことが、乾いた心に水をあげるように作用していくのです。

そして二つ目の意味はプラス視点の醸成です。
物事のマイナス面ばかりを選択抽出してばかりいると自分の心を蝕んでいきます。
そしてそんな自分を憐れみ、他者への視点が弱くなっていきます。

皆さんの身近に褒め上手の人はいませんか?
その人は何となくイキイキと輝いていませんか?
褒め上手の人は他者へのプラス視点を持つだけでなく、自分に対してのプラス視点も持っています。

そうして自他共に心の栄養を与えているんですね。
そうして自分を取り巻く世界に良循環をもたらしていくのです。

褒められ上手は褒め上手。
それは決して人を羨むのではなく、人の良い所を見つけギフトとして相手にプレゼントすること。
それは自分の良い所を受け入れ、自分の乾いた心に水をあげること。

人生に遅いということは決してありません。
全ては今この時から始められるのです。

壁の高さに逡巡する必要はありません。
全ては小さな一歩から始まります。

形からでいいのです。
まずは褒められた時、「ありがとう」、そう言ってみませんか?


(質問や相談について)
カウンセリングを受けたいなどのご相談は下記ホームページにお問い合わせください。

何か質問やご相談、ご意見等ありましたら、是非遠慮なくコメントしてください。
皆様からのたくさんのコメントお待ちしております。

カウンセリングルームプレム

http://www.with-prem.com/  

人気ブログランキングへ   

にほんブログ村 対人恐怖症