こんにちは。

勇気づけを理念に対人援助の仕事をしています佐藤と申します。

 

あがり症(社交不安障害、対人恐怖症)の当事者、克服者、治療者 という全ての体験を経た勇気づけカウンセラーが、あがり症に悩む全ての人のために、あがり症の仕組みや克服法、そして赤裸々な体験など、あがり症の全てを語っていきます。

 
昨日は日本心理学臨床・教育アドラー心理学研究会に参加してきました。
アドラー心理学は別名、勇気づけの心理学とも呼ばれ、私の方向性とも合致します。

アドラーはフロイトやユングと同時代に生きた人で、フロイトの勉強会に参加したこともありましたが、やがて考え方の違いから袂を分かち、離れていきました。

フロイトがリビドーやトラウマなどに焦点を当てた原因思考であったのに対し、アドラーは「どこから」ではなく「どこへ」という未来志向の視点を持つことが大きな違いです。というよりもむしろほとんど全てにおいて異なっています。

フロイトの精神分析は、時代に先駆けた点や人間心理の内面への探求という点においては功績があったのかもしれませんが、その実効性、つまり実際の臨床場面において効果があるかという点においては現在は裏付けるデータはあがっていません。つまり心理療法で効果があるとは認められていません。

フロイトの精神分析は、週3、4回で何年にも渡ってカウンセリングをするものであり、その多大な時間的費用的負担に対する否定から、現在の認知行動療法や解決思考アプローチなど結果が伴うものへと心理臨床の中心が移ってきました。

一方、アドラー心理学は共同採石場とも呼ばれ、その学説は認知行動療法、来談者中心療法、NLP、等々、現在の様々な心理療法に取り入れられています。いわば現代心理学の源流とも言えます。

そのアドラー心理学の概念の一つに共同体感覚というものがあります。これは相互尊敬・相互信頼に基づく人との関わりといったような意味を持ちます。私流の解釈で言えば、つながりとか絆といったような印象です。

これは人が生きるうえで大きな意味を持ちます。

私が以前話し方教室に通っていた時のある方の言葉を覚えています。
その方はとある上場企業の若き部長さんでした。話しぶりを見ていると声質が良く分かりやすい話し方で、何しにここに来ているんだろうといった風に思えますが、本人曰く人前だと緊張すると言うのです。

その方は役職上様々な場面で人前で話す機会があります。大舞台とも言えるような場で話す機会もあるでしょう。
ある日私ともう一人親しくしていたAさんに言いました。

「いや~、この前緊張する場面あったんですけど、その時佐藤さんやAさんの顔を思い出して踏ん張りましたよ~」

これね、よく分かるんです。
同じ悩みや苦しみなどを共有する仲間がいることは、ここ一大事での大きな支えになるんですね。

人は一人では生きられません。
人とのつながりを持たない人は、いざという時に崩れやすいのです。

私達は生きるうえで様々な人との関わりやつながりを持ちます。
家族、友達、上司、恋人、あるいは同じ悩みを持つ仲間かもしれません。
亡くなった方との心のつながりかもしれません。
あるいは歴史上の人物かもしれません。
憧れるアイドルかもしれません。
対象は人によって異なります。

現代社会において、年金や生活保護などが人の暮らしや生命を守るセーフティネットとして構築されています。
しかし、そこには見落としている視点があります。

それは人とのつながりです。

私達はアドラーの教えに帰る必要があります。
共同体感覚こそが我々の人生をいざという時に守る最後の砦なのではないでしょうか。

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