こんにちは。

勇気づけを理念に対人援助の仕事をしています佐藤と申します。

 

あがり症(社交不安障害、対人恐怖症)の当事者、克服者、治療者 という全ての体験を経た勇気づけカウンセラーが、あがり症に悩む全ての人のために、あがり症の仕組みや克服法、そして赤裸々な体験など、あがり症の全てを語っていきます。

 

昨日は認知行動療法の中の問題解決技法について語りました。

これは、社会生活上で実際に何らかの問題が生じている時のための技法です。

問題が事実である以上、そこには「白黒思考」とか「べき思考」などといったような認知の歪みはありません。なので認知の歪みをバランスの良いものにする7つのコラム技法がうまくいくとは限りません。

また、仮に行動活性化技法を使ったとして元気になるのは良いのですが、実際の問題は解決しません。

このように同じ認知行動療法といえども、状況に応じて使う技法も異なってくるのです。

それで今日ですが、今日はアサーションについて語ります。

アサーションとは自分も相手も大切にするコミュニケーション法です。およそ人の自己表現には以下の3つのタイプがあります。

ひとつは非主張的自己表現。これは自分の意見や気持ちなどを表現することを抑え気味に、世に順応しようとするタイプです。

つぎに攻撃的自己表現。これは言葉そのものですね。人の非を見て攻撃するタイプです。

そして三番目にアサーティブな自己表現。
これは自分のことも考えるのですが、同時に他者への配慮も示すバランスの良いタイプです。

社交不安障害の方々はおそらくほとんどが非主張的自己表現タイプではないでしょうか。もちろん私もその傾向があります。

人との軋轢を怖れ、自分が我慢すれば良いなどと思って負の感情を溜め込んでませんか?

言いたいこと言えずに自分を取り繕っていませんか?

大体、社交不安障害の方は断るのが苦手なんですよね。相手が気を悪くしないかなどと考えて自分の気持ちのほうを後回しにしちゃうんですね。

例えば、ママ友何人かと話していてお茶しようって誘われた時。そういった場が苦手なのにうまく断ることができない。

何かで並んでいて横入りされた時、ムッとはするものの何も言えず我慢してしまう。

ランチで注文したものと別のものが出てきてがっかりしたが、申し訳なくて言えない。

ちょっとこれはアサーションが必要ですね。

アサーションの基本は、まずは自分の気持ちを確かめること。自分はどうしたいのか、と。

それが明確になったらその方針に従い伝え方を工夫します。一つは事実を伝えること。もう一つは自分の気持ちを伝えること。そして提案すること。

これらを組み合わせて伝えていきます。
例えばママ友の例には「家の用事があるから今日はごめんね。また今度空いてるときに行くから」といった感じ。
これは事実と提案ですね。

横入りの例には「並んでますよ」ですかね。これは事実のみ。

ランチの例には「〇〇定食頼んだので変えてもらえますか?」と事実と提案。
また、もし時間がなかったり、やり取りするのが億劫なら敢えて言わないというのもアサーションです。
主張しないという選択をすることもアサーションなのです。

ただし、納得できず後から腹を立てたりすることはアサーティブな行動ではなかったということになります。

また、アサーティブに気持ちを伝える有効な方法にアイメッセージという伝え方があります。
これはアイ(私は)を主語にした伝え方です。

例えば言葉のキツい旦那には「なんであなたは~」などと反発するよりも「私はそういうこと言われるとドキッとするの」といったように「私は」を主語にして答えると相手は「おっ」となり入りやすいんですね。

自分も相手も大切にするコミュニケーションができるようになると随分生きやすくなるんですよね。
たとえすぐにはできなくても、ほんの小さな出来そうなことから始められるといいですね。

(明日に続く)

(質問や相談について)
カウンセリングを受けたいなどのご相談は下記ホームページにお問い合わせください。
何か質問やご相談、ご意見等ありましたら、是非遠慮なくコメントしてください。
皆様からのたくさんのコメントお待ちしております。

カウンセリングルームプレム

http://www.with-prem.com/  
 

人気ブログランキングへ   

にほんブログ村 対人恐怖症
http://mental.blogmura.com/taijin/img/taijin88_31.gif