こんにちは。

 

勇気づけを理念に対人援助の仕事をしています佐藤と申します。

 

あがり症(社交不安障害、対人恐怖症)の当事者、克服者、治療者 という全ての体験を経た勇気づけカウンセラーが、あがり症に悩む全ての人のために、あがり症の仕組みや克服法、そして赤裸々な体験など、あがり症の全てを語っていきます。

 

 

 

ミラクルクエスチョンという質問法があります。
今日、私はある若い女性の方にカウンセリングでそれを行ってきました。

ミラクルという名の通り、奇跡が起こった時のことを質問していきます。
それは、次のように始まります。

 

「ある晩、あなたに奇跡が起きて、
あなたの抱えている問題が全て解消されたとします。
でも、あなたは奇跡が起きたことを知りません。
目が覚めて、1日が始まります。
あなたは、どんなことで、奇跡が起きたことに気づくでしょうか?」

 

クライエントの女性は、ややあって答え始めました。
こちらの質問に訥々と語り始めたのです。

朝起きても奇跡が起こったことに気付きません。
食事をしても顔を洗っても気付きません。
職場に行って人と会話した時に初めて気づいたのです。

彼女は対人関係のことで悩んでいました。
人との関わりの悩みゆえに、それが起こっている場所でこそ奇跡が起こったのでした。

そして彼女は、人との関わりやより良い人間関係を強く望んでいるからこそ悩んでいたのです。
悩みは生きる欲望の裏面です。

ゆえに悩みを消そうとする必要はありません。
なぜなら悩みが消えたらその裏面の欲望までなくなってしまうのです。
推進力を失うのです。

ですから、悩みはそのままに本来自分がどうありたいかに沿って行動していくことが大切となります。
その方の持つ生きる欲望を、例え悩みはあっても「あるがままに」発揮させていくことが解決の方向へと向かわせていきます。

そして今回はミラクルクエスチョンにより悩みがなくなったその人の様子を克明に聞いていきました。
「あなたは何と言ったのですか?」
「すると相手は?」
「相手はあなたのどんな違いに気付きますか?」

普段あまり想像もしたことがないことを思い浮かべるのですから、彼女はゆっくりと絞り出すように答えていきます。
奇跡が起こった一日をまるでそのシーンを映像で見ているかのように話す。
この工程こそが治癒的なのです。

何故なら、人がありありと細部まで克明に思い浮かべることができることは実現する可能性が高いからです。
彼女は40~50分ぐらいかけて奇跡の一日を語りました。

これからは奇跡の一日にあった出来事を日常の中で探していきます。
そして再現させていきます。
奇跡のかけらは日常の中に散らばっているのです。
そして奇跡は起こるでしょう。
これから彼女は宝探しの旅に出るのです。

 

 

 


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