私は良く言われます。あがり症だなんてとてもそうは思えない、と。

 

確かに一番大変だった時期に比べたら今は月とスッポンで、人前で話す時、全く緊張しないこともあります。

一方、超緊張することもいまだにあります。

 

けれど見てる側からすれば、私があがっていようがいまいが大した違いはないんですね。

表面的にはさっぱりわからないし、ちょっと引っかかったからといって、だから何?といった所です。

 

要は、自分が思うほど人は自分のことを見ていないんですね。

全くもって、こちら側が勝手に作りだした幻影なのかもしれません。

 

それなのにどうしても光を当てたがるんです。

まるでアイドルか何かのように一身にスポットライトを浴びて、自分の一挙手一動足を見られている。

そんな気がしてならないんです。

 

誰も見ちゃいないっちゅーの。

あー、我ながら勘違い甚だしい。

 

そして自分にはスポットライトですが、聴衆にはサーチライトを当てます。

あがり症の方は自分の心に執着するだけでなく、他者の否定的評価のしぐさを徹底的に探すんです。

 

あくびしている。

怪訝そうな顔をしている。

かわいそうな眼をして見ている。

軽蔑した目で見ている。

 

社交場面で得られた情報を、自分が恐れていることと一致するようにくまなくサーチライトで探し出すのです。

しかも執拗なまでに。

 

もうほとんど病気。

しかも無から有を作り出している。

 

そろそろスポットライトを浴びるアイドルは卒業しませんか?

素の自分で生きてみたいとは思いませんか?