私は、ずっと生きにくさを感じて生きてきました。

特に高校2年生の頃にあがり症になってからは、相当苦しみました。

生活の中の様々な場面で、不都合が生じるのです。

 

人前で話す時、緊張してしまう。

 

授業中、当てられたらどうしようと怯える。

 

人と話す時、目を合わせづらい。

 

いつも人に見られている自分を意識してしまう。

 

人と食事をする時、手が震えてしまうのではないかと恐れる。

 

不動産屋で契約のハンコを押す時、手が震えてしまう。

 

 

思い返してみると、常にそこには人の目がありました。

人にどう思われるか、もうただそれ一点で、緊張しているのがばれたら俺の人生は終わりだと本気で思っていました。

 

そこには、本当の私自身はありませんでした。

人の目を恐れ、動揺を見せないように振る舞う仮面の自分がそこにいました。

 

私は人の思惑の奴隷だったのです。

 

そして、今はどうかと言うと、人の目を意識する性格は相も変わらずあります。

ただ、奴隷からは解放されました。

今、私のあがり症克服記はようやく8合目です。

 

あとの2合分は、かつての自分と同じように悩んでいる方々への貢献で完結する予定です。

 

アルコール依存症の自助グル―プでAAという団体があります。AAには克服のための12ステップというものがあり、その12ステップ目つまり最後のステップは、同じくアルコール依存症で苦しんでいる方々のために貢献することなのです。

 

つまり、分野は違えど本質は同じなのかもしれません。

その本質とは、人は他者への貢献により自分自身が救われるということです。

 

自分自身を救いたければ、まずは、他の誰かのためのささやかな行動から始めてみませんか?